生理用品助け合いプロジェクト

2021年夏より注目された「生理の貧困」について、長崎性教協としても、何かできることはないかと取り組み1年以上です。生理用品の無料配布とともに、性の情報や困っている人への支援組織の情報も掲載している長崎性教協のHPを紹介し、市販のナプキンに布切れを足す方法もあることを手渡しながら説明しています。「アエルいさはや まちづくり工房」での待機は5月で終了しましたが、必要な方への支援は続けたいと思います。何かありましたらご連絡ください。事務局 naseikyokyo@yahoo.co.jp

                     0957-25-5018 村瀬

資料の補足

🍀「ネットからの性の学び(動画もいっぱい)」のなか

①性の学習全般に内部リンク  月経(生理)に内部リンク  クリックしてください!

 

🍀相談もできる性教育関連団体サイト

  内部リンク    クリックしてください! 

🍀諌早市母子寡婦福祉会0957-22-3358

  ひとり親家庭への様々な支援がなされており、長崎性教協も協力させていただいています。加入されていない方は相談されてはいかがかと思います。

 

🍀 布切れを使って、肌にやさしいあったかい簡単布ナプキン

市販のナプキンのほとんどが「高分子吸収ポリマー」が入っているので、からだが冷えないように、肌に当たる面に木綿の布切れを当てる方法を紹介しています。木綿の布切れが急には準備できない人もいるのではと考え、無料で生理用品をお渡しする時、木綿生地の布切れ5枚に、それぞれ両面テープを貼ってお渡ししています。勿論使い捨てOKですが再利用も可能。自宅にある使い古したタオルやバスタオル、シャツやパジャマなどを利用して、肌にやさしい、あったかい生理用ナプキンを作ってみませんか?

  

🍀長崎性教協会員の寄付による「生理用ナプキンいろいろ5枚」と「ナプキンに足す両面テープつきの布きれ5枚」と「生理に関する情報プリント」を1セットにして100セット準備し、2022年12月「長崎ひまわりプロジェクト」の諫早市におけるフードドライブ事業に協力しましたが、2023年12月も100セット準備し配布していただきました。長崎性教協代表で助産師会の中村まり子は、性に関する相談員として昨年参加しましたが、本年度2023年度も参加しました。またNPO法人シームレスさんの「つなぐBANAいさはや」様や諫早母子寡婦会様にも、長崎性教協の生理用品を持参して、出来る範囲で協力しています。

 

🍀悩みを抱えている人のサポーとサイト   ↓リンク

  長崎県 カチッ! https://www.joho-kachi.jp/

月経がおこる仕組み

🍀生き物はみんな、寿命があって、いつかは死んでしまう運命です。しかし、新しい命を作り出すしくみを持って生まれてくるので、絶滅することはないのですね。

🍀男の人が持つ精子と女の人が持つ卵子が一緒になって受精卵ができたら、女の人のお腹の中にある子宮という丈夫な袋の中で成長していきます。やがて、その子宮から外につながる女性の性器ちつ(尿の出口と肛門の間に位置する)から生れてくるのです。出産の時だけは拡がるしくみがあるのです。

🍀月経(生理)は、新しい命を作り出すしくみと関係があります男性の精子が女性のからだに入って受精卵になった時のために、子宮の内側の壁を血液が含まれた栄養たっぷりの状態にするのですが、受精卵にならなければ、その栄養たっぷりの壁は少しずつ出ていきます。3日から7日くらいかけて、女性器ちつから栄養分の含まれた、とろっとした血液が出てきます。約1か月に1回あるので、月経とよびます。出したい時に出せるものではないので、ナプキンなどの生理用品を当てて、下着につかないようにするのです。ナプキンは、1~2時間に1度は新しいものにかえます。夜はかえかえなくても大丈夫です。妊娠中は、月経はありません。

🍀月経は、10歳前後から50歳前後まで約40年、ほぼ毎月起こります。毎月、子宮の近くにある卵巣から卵子が1個、透明の液体に守られながら飛び出したら、卵管に吸い取られて精子を待つしくみなので、ほぼ毎月1回なのです。月経は、人それぞれに違いがありますが、できるだけ快適に過ごしたいものです。人にはなかなか言えない雰囲気がありますが、情報交換で悩みを解消し、場合によっては婦人科受診も気楽にできるようになったらいいですね。

 

男性の射精 について知ろう!

🍀男性が持つ精子は、精巣(2つのまるいもの)で作られるようになります。精巣から細い管をぐるっとまわり、いろいろな液体に守られたたくさんの精子(精液)を、普段は尿を出す男性器ペニスから出すことができます。白っぽいねばっとした液体で、小さなスプーン1杯程度です。尿と一緒に出ないしくみになっています。

🍀射精は、眠っている時に夢をみた時や、何かにペニスが当たった時や、ペニスを自分でさわっていて起こることがあります。射精する前のペニスは血液が集まって固く大きくなっているので、女性に精子を届けるのに都合よくできています。女性のからだの中に射精するのは、相手の同意が必要なことは当たり前で、妊娠させるかもしれない行為であることを認識して行動できるようになる必要があります。自分の意志でコントロールできることなのです。射精は、10歳から15歳ころから起こるようになります。毎日精子が作られるようになって、射精したい気持ちになることは自然で、プライベートな空間で、自分の手を使って射精するのは全く問題ありません。

 *ネットからの 性の学びも参照してください。 ⑦男子の性  ⑧泌尿器科医の男子の性教育 ←内部リンクさせています。

 

多様な性

💛性器は、新しい命を作り出すのに都合のいい形をしており、そのため男女の性器に違いがあるのですが、胎児の初期は男女とも同じ性器の形をしており、脳の性分化もおこります。生まれた後、男女の性器にバリエーションがあったり、性自認や性的指向もさまざまであったりというのは、不思議なことではありません。自然なことですね。

  *ネットからの性の学びも参照してください。 ⑮多様な性←内部リンクさせています。