2021年度 第1回定例会(総会)報告

 ◆ 日時:2021年9月18日(第3土曜日)  14:00~16:30

◆ 場所諌早市勤労者福祉会館

 

コロナ対策をしながらいつもの会場での総会でした。参加者は9名で、1名はこの会で入会していただきました。布ナプキン店を経営されている方で、いっぱい勉強させていただきました。

◆ 内容

1) 総会 (2020年度の活動報告と決算、2021年度の活動方針と予算)

 総会資料は全会員に前もって郵送していましたが、特に反対意見は届かず、この日も全部賛成していただきました。本年度は、「生理用品助け合いプロジェクト」に取り組みますので、運営資金として計上することも賛成していただきました。

 これまで、いろいろ事情があって、事務局のMが会計もやっていましたが、2021年度からはSさんとNさんが担当していただくことになりました。大変心強いです。スタッフメンバーとして、代表、研究局、事務局に加え会計2人にも加わっていただき、今は5人を中心に相談しながら運営しています。

 

2) 生理用品の無料配布の取組について  「長崎性教協 生理用品助け合いプロジェクトと名づけました!

 「『生理の貧困』対策プロジェクト・ながさき」として、民間の女性団体の有志が集まり、クラウドファンディングで資金調達しながらの取り組みが進められています。中心になっているのは、長崎性教協の会員でもあり、「長崎性教育コミュニティ『アスター』」という若者5人による民間団体です。総会で長崎性教協も賛同団体として申し込むことを決定しました。ただ資金調達にはしばらくかかりそうですので、まずは長崎性教協独自で活動を開始しようと決めました。そして理念として、生理用品に困っている方に少量ながらも無料配布させていただきながらその方の困りごとに寄り添い支援する方向で、長崎性教協のHPの情報月経の手当プリントを活用していただこう。さらに相談のメールが届いたら、代表の中村まり子も含めて、専門の関係者につなぎながら取り組もう!と話し合いました。

 

3)布ナプキンについての学習

 初めての参加者 I さんは、布ナプキンの作成(就労支援B型事業所)と販売をされている方で、会員にもなっていただきました。ご自分の経験からも布ナプキンの良さを痛感されていることがよくわかりました。使い捨てではないので、ビニール袋に持ち帰って洗う必要はありますが、それよりメリットがいっぱいです。

  布ナプキンは冷え取り効果があるので温かく月経痛が楽になる。肌に優しくかぶれにくいムレにくいにおいもしにくい生理期間も短くなるというから凄い!これまで体調の悪かった女性が布ナプキンに変えて、ほんとに良かったと言われるそうです。

 そこで、布ナプキンの無料配布とまではできないけれど、市販のナプキンの肌にあたる面に布(ハンカチやTシャツの端切れなど)を当てるだけでもいいと教えていただき、経済的にもなるので、生理用品の無料配布の時に、このことを記載することにしました。早速、準備して下さっていた布ナプキンを購入する会員たちでした。

 

4)情報交換

 先日から相談したいと言われていた方が、やっと定例会に参加していただきました。みんなで、いろいろ知恵を出し合いました。また、

会員のそれぞれの素晴らしい活動報告もありました。講演、学校への授業、テレビ等への出演など、それぞれに、地域にねざした性教育に頑張っている長崎性教協の様子を知ることができました。