🍀長崎性教協会員の夜のオンライン座談会 原則 偶数月第4土曜日21:00~22:00に変更(2022.10月から)

                                                                                                          その後、20:30~21:30に変更(2023.6月より)

 

  定例会は奇数月の土曜日の14時~16時半で、仕事等で参加するのが困難な会員もいます。

その中の一人の提案!「平日の夜だったら参加できますよ。有料版Zoom持っているから、ホストになってもいいですよ。」との嬉しいお言葉で実現できたのでした!そして、参加しやすいように現在第4土曜日の8時半から開始にしてみることにしました!

これまでの開催報告は以下の通り

2023年度

第3回目 2024年2月24日(土)20:30~22:30

  今回の夜のオンライン会では初対面同士の方も多く、自己紹介から始めました。開業助産師3人、元小学校教諭、元養護教諭、思春期相談士、子育て広場で活躍している人、性暴力被害者支援をしておられる方、合わせて8人での座談会でした。それぞれ地元の市と連携しながら、外部講師として活躍する方が多く、講演先が多すぎて本業との兼ね合いが大変な人や、謝礼が少ない等、いろいろな悩みがあるようでした。学校は多忙で、外部講師の方が子どもも話しやすいようで、とても助かるとの学校側の評価もあるようでした。しかし、本来はいつも子ども達のそばにいる学校の教師や養護教諭による性教育を推進しながらの外部講師では、との意見も出ました。子どもの実態に目を向けた時に、そばにいる教師としてできることはいっぱい、その意欲の問題、愛情の問題ではないか、との意見も出ました。一人で性教育をすすめることは大変と思うので、仲間を増やし、サークルも活用してもらえるように、工夫していきたいと思いました。

 

第2回目 2023.12月15日(金)いつもの土曜日が都合悪くでした。20:30~22:30

 今回は助産師さんの参加が多く7人で語り合いました。パパママ支援の取り組みを、各地区で工夫しながら実践されている会員さん達ですが、素晴らしい取り組みなのに参加者が少ない傾向、そして、保健師さん達との協働が十分にできない悩みなどもあるようでした。しかし、先日の定例会の開業助産師さんの実践報告を参考にした開業助産師さんの話もありました。お互いの実践を提供し、高め合うことって大事だなと思いました。養護教諭の会員も退職を機に退会する人も出てきているし、現職の若い会員ももっと入会してくれて、一緒に助け合うことができれば、と仲間を増やすことにも力を入れていこうと、いいろいろ相談したりしているところです。性を学ぶことはとても楽しい!そのことをもっと発信できたらと思います。次回は、2月24日(土)の予定です。

 

第1回目 2023年10月30日(月)いつもの土曜日が都合悪く月曜でした。20:30~22:30  

   今回は10月に新規加入してくださった開業助産師さんも含め6人の参加でした。産後ケアとしてうつ病予防や乳房ケアを中心に活動されている諫早市の開業助産師さん、性教育もしっかり勉強しようと加入していただきました。佐賀から加入でNPO法人子育て広場の運営をされている方は、月1回妊娠中のパパママの1組ごとに助産師さんの指導を受けられるような取り組みをされており、佐賀のNPO法人「ポコアボッコ」の取り組みを参考にされているそうです。HPによると、コンセプトは「地域の、全ての世代の女性が、ココロも身体も軽やかに美しくいられるために」で、産前産後ケア、子育て、学びの場、フィットネス、Music, ボディケア、シングルファミリー支援など、さまざまな取り組みをされているようで、すごいなあと思いました。また、南島原市や諫早市における病児保育、病後児保育のこと、パパママレッスンのこと。また、北九州市で会員になってくださっている障害福祉サービス事業所の様子など、盛りだくさんの内容で、今度また続きができたらと考えています。次回は12月16日(第3土曜日)の予定です。

 

  2022年度

第6回目 2023年8月26日(第4土曜日)20:30~22:30 

 5名の参加でした。久しぶりに助産師さんで認定遺伝カウンセラーの資格取得のための勉学に励んでおられる方が参加してくださいました。助産師をしている中で、遺伝に関する質問を受けることがあり、勉強しようと思われたようです。いろいろな学びがあるとのことで、私たちも勉強になりました。また、嬉野市の方では夫婦4組に1人ずつ、助産師さんが月1回、赤ちゃんのお世話の仕方を支援してくださる取組があるなど、聞きたいこといっぱいで、つい時間オーバーの話し合いになってしまいました。 

 

第5回目 2023年6月24日(第4土曜日)20:30~21:30

 なかなかみなさん忙しくて4名の参加でしたが、今回も有意義な話し合いができました。成人になった障がいを持つ方の支援について

具体的に話し合いができました。なかな厳しい現実だと思いました。少しでも改善できたらと思いました。

 

第4回目 2023年4月22日(第4土曜21:00~22:00 

新規に加入してくださった方の参加があるのではないかと期待していましたが、お忙しいようで欠席でした。いつもの仲間も都合の悪い人が多くて、4名の参加でした。日頃の悩みを出し合いました。産後ケアの仕事も本人へのケアや取り巻く家族への働きかけなど、なかなか困難な事例もあるようで知恵を出し合いました。直接かかわってはいないけれど、重度の障がいを持たれた方への支援の大変さもお聞きしました。支援する側も無理がないように、ときには愚痴を言いながら取り組みたいと思いました。子育て中の人は21時位からだと参加してもらえるのではないかと20時から21時に変えたものの参加者は増えないので、次回は20時半からの座談会です。できたら沢山の人に参加してほしいなあ、と思っています。

 

第3回目 2023年2月25日(第4土曜)21:00~22:00

 参加者5名でしたが、大変勉強になるお話がありました。障がいを持った子どもさんを、同じ立場のお母さん達と協力しながら育てていく中で、いろいろな気づきがあったとのこと。プリントの計算はわからなくても、現実のお菓子作りや、本物のお金を使うと、しっかり理解できていたり・・・。ダウン症と言っても、一人一人違うから、相性のいい支援大学生ができて、快適にすごせるようになったり。月経指導等、親だけでは難しいと考え、地域の助産師さんの話を聞く機会をもうけたり。外出もみんなで出かけ、前もってレストランに迷惑かけるかもしれないことを了解してもらった上で、みんなで楽しんだりと、素敵な助け合いの話を聞くことができました。

 

第2回め 2022年12月23日(金)21:00~22:30

 参加者4名でしたが、盛り上がって30分オーバーしてしまいました。障がい児教育に関することで、支援者向け出前講座のことや、普段の子どもの様子などが話題になり、大変勉強になりました。

 

第1回目 2022年10月22日(土)21:00~22:00

できるだけ参加しやすいようにと時間帯変更しましたが、この日都合の悪い方が多くて、4名参加でした。人数は少なかったものの有意義な会になりました。障がいをお持ちの男子のヘルスプレジャー(マスターベーション)の支援に悩んでおられる放課後デイに勤務の会員さんから相談を受け、出前授業でも必要だなと思い、性教協のセミナー等で学習したことを基に男性器の 指導用模型の作り方について意見交換しました。なかなか難しいですが、必要な教具だと思えるので、頑張って作ってみようと思った座談会でした。 

 

2021年度

第6回目 2021年8月25日(木)20:00~21:00

  久しぶりの会員の参加も含めて4名の参加でした。定例会もオンライン夜の座談会も、少なくても参加者は満足なのですが、やはりもう少し参加者を増やしたい。とにかくみんな、とても忙しい!活発に活動されているのはわかる。しかし、会の魅力が足りないのではないかと話し合いました。ミニセミナーのような形の定例会で、多くの人に呼びかけることも、今後考えていきたいと思います。今回の話し合いでは、色々な方の支援活動をしていく中で、気を付けること等、そして支援者側のメンタルヘルスケアも大事にしていきたいこと等話し合いました。なんでも話せる、ちょっとホッとする座談会にしていきたいと思っているところです。

 また、今話題の若い女性に多いと言われる、両想いになった途端おこる「蛙化現象」も話題になりました。私たちのHP「ネットからの性の学び」の若者の性のコーナーにも掲載しましたので、ご覧になってください。

 

第5回目 2021年6月24日(金)20:00~21:00

 4名の参加でしたが、今回も勉強になりました。障害を持たれた男性のセルフプレジャー(マスターベーション)というのは、どの現場でも難しいことがわかりました。改めて障がい児、者の性教育の本を読み、Zoomで障がいを持たれた方の具体的な指導を勉強したりするきっかけになりました。男性には、やはり同性が指導に当たった方がいいというのも、指導のネック。現場の多忙は、学校だけでなく、放課後等デイサービスなどでも同じ。みんなで話し合って、少しでも改善できる工夫をしていきたいと思いました。

 

第4回目 2021年4月22日(金)20:00~21:00

 3月に新規加入してくださった方も入れて4名の参加でしたが、今回もいろいろな話で盛り上がりました。学童とは違う「放課後等デイサービス」にお勤めの方もおられ、どんな施設か、ちょっと調べてみました。障害のあるお子さんの保護者のニーズに応えるための施設で全国的に増えているそうです。特徴は「ひとりひとりに合わせた療育」「小さな集団の中で社会性を身に着ける場所」「家族のサポーター」として、休息、息抜きの役割をになっているとのことです。その中で月経についても話が出ました。生理中なのにずっとトイレに行こうとしない子がいて、尋ねてみると、ナプキンを変える音が他の人に聞こえるのではないかと気になって行きたくない、との返事。そういえば、トイレ使用の音が聞こえないように「音姫」が設置されているのは日本だけらしい。日本女性にとってのデリケートな問題も、外国人観光客からすると不思議で、トイレの音は、ただの物理音と感じるらしいです。異常なほど清潔にこだわる日本人も多い感じがあります。何事もほどほどが一番、健康にもいいって、広めたいところです。障害を持たれている方のナプキン交換の大変さも話題になりました。「吸収型サニタリーショーツ」は、吸収体と機能が備わっているショーツで、1日はき替えることなく過ごせて、洗って繰り返し使えるので、特に障害がある方にとっては便利な気もしました。ネット情報で約4500円位 メーカーによって価格はいろいろ。「ネットからの性の学び」の⑨月経も参照してください。 放課後等デイサービスでも、性に関する気になる言動があるようです。出前性教育も含め、一緒に取り組んでいけたらと話し合いました。 

 

第3回目 2021年3月4日(金)20:00~21:00 2月は都合が悪くなって3月はじめに変更しました!

 4名の参加でしたが、しっかり話し合えました。HPV(ヒトパピローマウイルス感染症に対するワクチン)は小学6年生から高校1年生までの女子を対象とした定期接種が行われていましたが、深刻な副作用の報道をきっかけに、2013年に積極的な推奨が控えられていました。しかし、推奨控えを終了させることになり、2022年4月から他の定期接種と同様に個別の勧奨を行うことになりました。悩ましい問題で、思っている事を話し合いました。子宮頸がんになる確率は1.3%、これをワクチンによって半分以下に下げられるという。一方、接種後入院が必要になるような重い症状が起きる確率は、0.05%とされている。ワクチンを受けるにせよ、受けないにせよ、子宮頸がん検診を受けることは大事。子どもさんが2013年頃中学生だった方は、子どもさんと話し合い受けない決断をし、子宮頸がん検診はきちんと受けようと話し合われたそうです。最近、子宮頸がんが若者に増えている現実もあり、ワクチンを受けるかどうか、それぞれ考える必要があります。

 生理用品の話にもなり、いろいろな生理用品を紹介し合いました。便利な紙ナプキンには高吸水性ポリマーが含まれているために、デリケートゾーンが冷えてしまい体調が悪くなってしまう人もいる。布ナプキンに替えたことで体調がよくなった人も!せめて紙ナプキンの肌に当たる面に木綿の布を当てることを提案し、試しに使ってもらえるよう準備していること等、ゆっくりお話できました。 

 

第2回目 2021年12月17日(金)20:00~21:00

  5名の参加でしたが、話はしっかり盛り上がりました。新規に加入してくださった病院勤務の助産師さんも参加してくださいました。性教育には以前から関心があり、助産師になってからは、なおさら学習の必要性を感じて入会してくださったようです。学校教育で、十分な性教育を受けた覚えがないのは、みな同じでした。自分たちで学習していくと魅力いっぱいの分野ですね。

 ペンリレーで自分の仕事を紹介してくださった方への質問もたくさん!子育て広場(未就学児とママたちと関わる仕事)をされている中で、まだ子どもは小さいのにママたちは、性教育への関心が深いことに驚かされるとのこと。長崎性教協から絵本などを購入して貸し出しされているそうです。また、広場に助産師さんに来ていただき、ママたちとおしゃべりしながら、生理の話やホルモンの話などいろいろ性の話をしてくださっているとのことでした。

 12/11のオンライン乳幼児サークル全国セミナーに参加した者二人は、リヒテルズ直子さんの「0歳から始まるオランダの性教育」の素晴らしさを言いたくなってしまいました。日本も社会全体が包括的な性教育を望む方向には進んでいっている感じはありますので、地道に頑張ろうと思った会でした。

 次は、2月25日(第4金曜日)20:00~21:00の予定

 

 第1回目 2021年10月22日(金)20:00~21:00                

 6名の参加でした。大学生も参加してくれました。その大学生が中学生の頃、中学校に中村まり子代表が性教育の講演に来られたことを覚えていて、卒論のテーマを性教育に選ばれたとのことでした。このオンライン座談会の後も中村代表との話は続き、11月は出前性教育にも同行し、定例会にも参加して、とても勉強になったとおっしゃっていました。大学教育学部で性についての講義は受けたことがないらしく、学生仲間の中にも性教育への関心が高いとは言えない状況のようでした。せめて、教育学部では、性教育について、しっかり学んでほしいものだと思いますね。

 次は12月17日(第3金曜日)の予定です。第4金曜日はクリスマスイブですので変更しました。どうぞ参加してください。

 

2020年度

初回 2021年8月27日(金)初のオンライン座談会  

7名参加!その中には、定例会参加が困難な3人の方も参加してくださり、とても懐かしく、とても、とても嬉しかったです!ざっくばらんな話の中に、得るものがいっぱいありました。子育て支援センターに勤務されている方の様子、助産師さんの産後ケアの取組の様子、助産師会のオンライン学習会の講師としての活躍、遺伝カウンセラーというものについて、生理の貧困問題と長崎性教協の取組計画など、時間が足りず、30分オーバーしてしまいました。今回参加できなかった方からも、「相談させていただくいい機会だったのに、できなくて残念だった」とのメールもいただきました。今後も無理しない程度に続けていきたいと思っています。次は10月22日の予定です。どうぞみなさん参加してください!(事務局)