第24回長崎セミナー(2014.2.22)

講演小学校での性教育の進め方~カリキュラム作りを通して~

講師二川政文さん小学校教諭、性教協鹿児島たんぽぽサークル代表)

 とても内容の濃いたくさんの資料とお話でした。資料は永久保存版ですね。各学年の発達段階に応じた年間計画と指導案だけでなく、視聴覚教材や本の紹介もあり、大変参考になりました、との感想がたくさん寄せられていました。

 

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全体会 障がい児・者への性教育の紹介 提起者:宮原春美さんと大学生

サークルカリキュラム・・・人との距離の取り方や安全な距離、関係性ができるまでの期間について、色と関連づけて教える。

 (一番安全な場所、手が届く距離) 黄色(ちょっと注意が必要、手はつなげるがハグはできない) 

 (危険。注意が必要。見知らぬ人。手が届かない距離。)

恋する気持ち」・・・どのような気持ちか具体的に伝える。また、ラブのマナーとして、「10秒以上見つめない」「追いかけない」

           「大人に相談する」ことを伝える。

NO!を言えること」「ふれあいの段階」・・ふれあいの段階をイラストで具体的に教える。

    *分科会は全体会を受けて話し合い

 

A分科会 障害児・者の会関係者中心 

保護者や福祉、行政、医療関係者等、さまざまな立場の方が参加され、全体会を受けての感想や困っていること、取り組んでいることなどが出され、大変有意義な話し合いができた。

 

B分科会  中高校生関係者中心

 いろいろな職種の方が参加し、情報交換。子どもたちの実態の中で、恋心のトラブルや、今どきの恋愛観についての話題提供、携帯・スマートホンの問題や困っていることも出されて協議。コーディネーターの宗陽子さんからは、性行動に走る人たちと、全く興味のない人たちと二極化しており、これからは、関心のない人たち向けのプログラムもはじまっていくとの話も出された。