定例会報告 2023年度 第6回

 

◆ 日時:2024年7月27日第4土曜日14:00~16:30     

◆ 場所諌早市社会福祉会館(新道町948)  ☎ 0957-24-5100 

   都合の悪い方が多くて、8名の参加でした。  

◆ 内容 

 1)教材作りと完成品の販売

  前回は、実物大の布製子宮模型断面子宮模型臨月近くの子宮模型を、ある程度ミシンがけする等して準備したものの、なかなか進まず、その後一人で作り上げることの困難さと、少し値段が高くなっても完成品の方がいいとの意見が多かったため、完成品を準備しました。他に用事があった人もわざわざ購入に駆けつけてくれた人もいますし、いつか会議に参加した時に購入したいとの声もいただきました。ぜひとも活用していただきたい!作る方も大変で、会員以外の人にも協力してもらいながら頑張っています!

 

 そして、今回は男性内性器の布製模型に挑戦し、手で持てる完成品を準備することができました。膀胱から続く尿道を黄色の布で作りました。精子ができて射精されるまでの器官は、うすいピンクの布で統一しました。精巣でつくられた精子が精巣上体で成熟し、2本の精細管を通って精子を前立腺(栗の形で膀胱のすぐ下、尿道を囲むようにしてついている)の方に運びます。精のうは細長い袋状の器官で左右一対あり、精子のエネルギー源、精細管と合流します。前立腺も濃い乳状の液体で精子のエネルギー源。球状の一対のカウパー腺は前立腺のすぐ下にあり、尿道に開口しています。愛液ともいわれます。精管から運ばれてきた精子は、射精直前に一時的に精管膨大部(前立腺に入る末端部に袋状に膨らんだ部分)に蓄えられて待機します。人によっては、射精以前に精管膨大部の精子がカウパー腺と共に尿道口に排出されることがあるため、膣内射精に至らない性交でも女性が妊娠する可能性があるのです。

 

 *  男性器を清潔に大切にする学習用としての模型も準備。包皮を優しくひいて清潔に。陰のうの中の精巣も準備。遠くからも見えるように大き目の男性器。ほぼ実物大の模型も準備。

 

サイコロゲーム用の牛乳パックとサイコロの目で作った大きなサイコロは簡単にできます。材料準備しています。

 

2)DV防止ながさきにも所属しておられる会員から情報提供や緊急避妊薬について情報交換。

 

3)来年度の性教育長崎セミナーについて・・・2025年3月8日(土)の半日開催。講師は斉藤章佳さんはどうかと、以前から会員のみ なさんにも相談し、賛成意見が多かったため、講師に連絡をとり了解いただきました。テーマは「子どもへの性加害ーこれだけは知っておきたい性的グルーミングについてー」。性加害者臨床の第一人者であり、その活動は幅広く、全国各地への講演活動、著書も多数で、マスコミでも度々とりあげられている方です。一応作ったチラシを見て話し合いました。若い人にもパッと見てわかるようなものを、参加した会員が作ってくれることになっています。

 

4)性についての情報交換・・・実践しながらのいろいろな想いなど、たくさん話し合いました。