2021年度 第4回定例会報告
日時:2022年3月19日(第3土曜日)14時~16時半
久しぶりの対面での定例会を実施しました。まだまだ感染者が減らない時でしたが7名の参加がありました。都合の悪い方も多くて少なかったのですが、あの瑞宝中綬章を受章された相川勝代先生も参加してくださり、ゆっくりお話しすることができて嬉しかったです。
1.「デートDV防止全国ネットワーク」がまとめた『こんな性教育受けたかった』アンケート結果の報告(平山さん)
性的合意の部分で悲しいことに女性は嫌と言えない現実が浮き彫りになっていました。低年齢からの継続した性教育の必要性を改めて確認しあいました。 *この結果は定例会後三つ折りのチラシにまとめられたので、5月の定例会にお渡しします。
2. 南島原市と雲仙市では、市の予算で助産師や保健師による性の出前講座が長い間実践されています!
会の代表中村まり子さん(開業助産師)は、25年前から加津佐町と西有家町で、中学や高校への性の出前講座を予算化された中で実践されており、2006年の合併後は、南島原市全部の中学高校への性教育講座が予算化されているそうです。会員の佐藤信子さんの雲仙市でも、10年前は高校生向けに、7年前からは中学校全部に向けて、助産師さん保健師さんが出前講座をされているそうです。素晴らしいことです!
3.長崎性教協の出前性教育
これまで学童クラブの小学生への性教育が多かったのですが、児童養護施設からの依頼もあり、中学生や高校生に向けても性教育をするようになりました。その内容に賛同した会員が、公立の中学校で担任や管理職からも賛同してもらうことになり、実践することができました。授業内容に沿った事前アンケート、授業後の内容プリント、授業後の生徒と教師からの感想もまとめて通信を出しています。未熟な面を改善しながら、嬉しい感想文に励まされながらやっています。現在、退職教員杉町さんと退職養護教諭村瀬が中心になり、中村代表も同行して実践しています。遠方からの依頼もあり大変になってきましたので、一緒に活動してくれる人を募集中です。
4.生理をめぐる対策
①長崎性教協「生理用品助け合いプロジェクト」は、いろいろな協力団体の力を借りながらやっているところです。
②『長崎の生理の貧困をどうにかしたいプロジェクト』は、県立の76の学校への生理用品無料配布予算を獲得!新年度当初予算案に約
7万個分の購入費用として100万円を計上。長崎性教協会員でもある、性教育コミュニティーアスターの中山さん小岱さんお疲れ様!
③『長崎、島原のこどもたちに笑顔を。生理用ナプキン配布プロジェクト』中村まり子代表と会員の池松愛菜(就労継続支援事業所を開業し、布ナプキンの普及活動中)のクラファンは、定例会後4月15日には目標金額達成して良かったです!