2021年度 第3回定例会報告コロナの急激な感染広がりのために、オンライン開催!
日時:2022年1月15日(第3土曜日)14時~16時半
都合により今後も、第4土曜から第3土曜に変更です!
急なオンライン定例会でしたが、8名の参加がありました。
1. 実践報告 佐藤信子さん「パパの声を聴こう会」
ママの支援の大切さは、少しづつ認識されるようになってきましたが、ママに頼られるパパを支えてくれる人がいなくて、パパも実は大変疲弊している現実があるとのこと。パパの支援のために何が必要なのか、まずはパパに聴いてみようと、この会を開催されたそうです。産後鬱になる人の割合は10人に1人で、これは男女ともに同じ割合ということが、世界的に見ても同様なことが報告されているということでした。
2回実施してみて、ママたちの支援と同じく、話を聴くことはパパにも大変喜ばれたようで、今後も毎月さとう助産院で開催されるそうです!
協賛と記された「愛よるお産」について教えていただきました。2年前諌早市に、世界的にも有名なドウーラや助産師さんを招いた研修会参加がご縁の長崎県在住のメンバーで、2020年8月よりスタートさせた非営利団体の会だそうです。詳しくはフェイスブック「愛よるお産(母・ドウーラ・助産師の会)」←リンクをご覧になってください。ドウーラは、出産等で大変な女性を支える方で、研修認定を受けておられます。「ネットからの性
の学び」⑰親子・夫婦の関係」←リンクにも載せていますので、ご覧になってください。
2.「DVながさき」会員でもある平山さんから
「DVながさき」では、15歳から25歳まで「こんな性教育受けたかった」というアンケートを、個別に聞き取り調査して3月には結果が
出る予定だそうです。私たちの活動の一つの指針になりそうです。
3.長崎性教協の「生理用品助け合いプロジェクト」の現状報告
これまで、諌早市ボランティア団体を中心に、配布する袋(①生理用品②性や相談のネット情報カード③生理のプリント)を預かっていただき、必要と思われる方に手渡ししていただいていました。それに加え、長崎性教協の会員が直接配布し、話もできる場所を12月末に確保することができました。詳しくは、このHP「生理用品助け合いプロジェクト」←リンク をご覧ください。
諌早商店街「アエル2階のまちづくり工房」という大きな部屋で、諌早市が鎮西学院大学に委託され、学生さんが窓口になり、管理して下さっています。登録も済ませ、毎月第2と第4土曜日の2時から5時まで、会員が待機します。性について気軽に話せる場所として活用していきたいです。もちろん黙って、生理用品を受け取っていただくだけでもOKです。市販の紙ナプキンは冷えてしまう傾向にあるため、肌にあたる面に布を当ててもいいように、不要な綿生地の布をしっかり洗濯して天日に干して、丁度いい大きさに切って準備しています。活用していただけそうでしたら、お渡しします。1月8日は、この場所にボランティア協会の有志の方も来てくださって、7人で生理用品の袋詰めをしました。3時間で200袋できました。フリーWiFiも使えるので、長崎HPのネット情報を視聴したりもできます。密にならないようコロナに気をつけながら、困っている人のお手伝いができたらいいな、と思っています。
配布スポットは、諌早市だけではなく、南島原市の中村まり子「レインボーさんばハウス」と雲仙市の佐藤信子「さとう助産院」を案内しています。その他の地域の会員さんも、定例会等で渡せますので、身近な人に配布をお願いします。
4.フェムテックについて
保健所から県庁に転勤になっておられる産婦人科医の宗先生から、行政もフェムテックに取り組み始めているという情報をいただきました。Femail(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語ですが、病気や生理現象などを含む女性特有の生きづらさをテクノロジーで解決するサービスやアイテムのことを指します。調べてみると、経済産業省が、女性の健康問題による社会経済上の損出が年間7千億円近くに上ると試算し、女性の健康問題に関心が高まっているようです。
このHPの「講演会と性教育に関するニュース」←リンク にフェムテックのことを載せていますので、合わせてご覧ください。