5月定例会報告

 2019年5月25日(第4土曜日)は、本年度5回目の定例会。中総体、クラブ活動の指導や他の会議にぶつかってしまったり、休日出勤せざるを得ない忙しさ、親族との話し合い、体調不良など、参加したい思いを持っていただきながら、参加できなかった会員さんのためにも、有用な報告ができるよう努力したいと思います。資料は後日郵送します。

 

 今回は、12名の参加でした。2名は初めての参加で、来年度は会員になっていただく予定になっています!いつものように、諫早市勤労者福祉会館で話し合ったのですが、帰る時、会館の事務所の方が、「楽しそうだったねえ!元気な笑い声がここにも聞こえたよ!」と笑顔で言ってくださるほど、真剣に楽しく話し合いができました。会議の様子の写真を撮るのも忘れるほど、真剣に話し合ったのでした!

 

1.学童クラブとの連携についての報告と性教育の内容について

 学童クラブとの連携               

 4月に諫早市の学童クラブの責任者の方とお会いし、大筋の合意をしました。性教育を十分に受けていない子ども達で、学童での様子を見られ、性教育の必要性を感じておられる時に、私たちのサークルも地域に開かれた性教育を目指しており、素晴らしい出会いになりました。

 

 夏休み中の出前性教育をするにあたっては、学童の指導員さんと保護者さんの合意が必要で、5月の夜間、学童クラブの保護者が集合される総会に出席させていただき説明しました。私たちサークルの紹介と性教育の必要性、出前性教育として考えていることを、プリントにまとめ、教材等も提示しました。おすすめの絵本「あっ!そうなんだ!性と生」を持参したら、学童クラブはじめ、保護者さんも購入していただきました。特に反対意見もなく、その場で取らせていただいたアンケートにも反対意見はなかったので、進める方向で準備しています。総会での話し合いの後すぐに、性の悩み相談にこられる母親もおられるほどでした。

 

 保護者さんとクラブ指導員さんのアンケートを集計してみると、ポルノ情報の影響を受けたと思える言動があったり、性器いじりが見られたり、性のことを知りたいのだなあと思える言動、障がいを持った子特有の言動がありました。このアンケート結果は、6月の役員会で参考にしていただくことになっています。概ね母親の性教育への期待は大きいものの、父親の方は積極的ではない様子をお聞きしたので、「男子の性教育」や「障がいを持った子への性教育」などを、私たちのHPからプリントアウトして、アンケート結果とともに持っていきました。賛同していただけることを願うのみです。

  出前性教育の内容検討 (学校現場でも使える内容だと思います)

 ここの学童クラブは、幸運にも低中高学年別に、他の学年に邪魔されることなく、集中して椅子のある場所で学習できるようです。学習の1か月前くらいに、子どもへの事前アンケートを実施し、学習の中で答える形にしています。子ども一人ひとりが、しっかり考えてほしいとの思いと、実態把握になります。

 

 低学年は、子どもの大きさの人形(宇宙から来たウーちゃん)に、目や鼻などをつけながら、その大切な働きを確認していきます。そして、男女で違う所を性器といい、新しい命を作り出せる大切な器官であることを学習していきます。柔らかくて傷つきやすい性器を、清潔に大切にする方法を、子ども達にも発表してもらいながら、ていねいに学習します。そして、嫌なことをする人に出会ったらどうすればいいか学習します。「ノー・ゴー・テル」の合言葉を覚えてもらいます。最後は感想文の質問に答えながら、振り返りをします。

 

 中学年もほぼ同じ内容。キューピー人形に胎児になってもらい、目や鼻などをつけながら大切な働きを確認していきます。男女の違う性器も胎児の初期の頃は同じ形だったことにも触れ、男女も元は同じ!新しい命を作れるように違っているだけだと説明します。性器の名前、働き、清潔にする方法、暴力から身を守る方法等は低学年と同じです。

 

 高学年は、からだの部位の働きは事前アンケートで疑問に思っていることを中心に学習し、性器の働き、清潔にする方法、暴力防止法は中学年と同じ。4年の教科学習に「大人に近づくからだ」について学習は済んでいるので、子ども達にも発表してもらいながら、二次性徴、月経、射精について学習します。そして、ポルノ情報は、金儲けのための暴力的なもので、本物ではない。性は本来、あたたかくて人を幸せにしてくれるもの。嫌らしいビデオや雑誌ではなく、ステキな絵本等で性の学習を深めて欲しいと話します。 

 

💛 みなさんに検討していただいたおかげで、教材や話し方など改善すべき点に気づくことができました!ありがとうございました!

 

💛 男子の排尿法や便器、包茎等について、話が盛り上がり、私たちのHPにある、泌尿器科岩室紳也さんのHPを読み返しました。

  

 家庭にある便器を使う時、男子も座ってするように言われている子もいるようですが、学校にある小便器が使えず、困っている子の存在。男子はやっぱり立ってする方がやりやすいし、すっきりするという男性の声。尿を出す時、包皮をからだの方へひいて性器の出口を出して手で持って尿を出し、終わったらしっかり振ってなおすこと等、当たり前と思えることができない子、大人もいるらしきことも見えてきました。そして、お風呂で、包皮をからだの方にひいて、洗ってもどすことを知らない子も多い感じで、お母さんもよく知らないし、父親も恥ずかしがって教えようとしない傾向も見えてきました。ちょっと知っていたら、トラブルにならないことってありますよね。みなさんもHPご覧になってください。包茎や大人の性についても詳しく知ることができます。

 

💛 今回の指導は、基礎基本のみで、詳しく話す時間的余裕はありません。もっと知りたいことは、自分で絵本等で調べたり、身近な大人に教えてもらいながら学習を深めていただきたい。みんなで学習することで、性についての絵本等を恥ずかしがらないで堂々と学習できる雰囲気になっていくことを期待しています。実践しながら改善していきたいと思っているところです。

  

💛 佐世保の出前性教育も、内容はほぼ同じで、今後打ち合わせを綿密にしていく予定です。今年の夏休み実践の予定です。

 

2. 性教育についての情報交換

 

💛 時間が十分にとれなかったのですが、テレビ放映されたNHK「性暴力なぜ無罪判決に 密着取材ルポ 性被害の実態あなたの考えは」や Eテレ「中絶という痛み~見過ごされてきた心と体のケア」、NHK「恋愛圏外」など少し意見を出し合いました。録画したDVDは事務局にあります。見たい人はご連絡ください。

 

 💛 助産師をめざす大学生が、代表の中村まり子さんと出会ったことをきっかけに定例会に参加してくださいました。現代の若者の性に対する思いを聞きたいと思い、座談会を申し出たところ、数人連れてきていただくことになりました。7月の定例会で、私たちのHPのネット情報NHKクローズアップ現代「セックス・若者たちの本音~世界のミレニアル世代調査」等を話のきっかけにして、座談会ができないかと思っています。

 

  お知らせ

 

 ここで紹介している絵本「あっ!そうなんだ!性と生」は、長崎県“人間と性”教育研究協議会事務局に準備しています。

  編著 浅井春夫、安達倭雅子、北山ひと美、星野恵

   絵 勝部真希子   性教協発行で大人向け解説もあります。

  エイデル研究所(本体2000円+税)

 

 購入希望の方は事務局に連絡してください。

  連絡用メール   naseikyokyo@yahoo.co.jp(長崎性教協事務局)

  TEL&FAX     0957-25-5018(事務局 村瀬恵美子)

 

 

 💛 その他のおすすめ絵本は、私たちのHPの「ネットからの性の学び⑪おすすめ絵本やマンガ」に載せています。