第26回長崎セミナー(2016.2.13)

講演「 性の問題行動をもつ児童・青年への支援」 

  ~発達障害・知的障害のある性加害少年への矯正教育を通して~ 

講師宮口幸治さん(精神科医・法務省矯正局交野女子学院)

 

 性の問題を持つ子どもは、性だけの問題ではなく、他にもいろいろな課題を持っていることが多い。その一つがコミュニケーション力。人の表情を読み、理解する力、人に共感したり、気持ちを伝えるなどの機能が弱いので、配慮する必要がある。そこで考え出された、認知機能強化トレーニング『コグトレ』で、「みる、きく、想像する」のトレーニングが紙と鉛筆でできる。不器用な子どもには「認知作業トレーニング」がある。

 

 性の問題行動を止めるプログラム

💛自分に注意を向ける・・・①ルールと目標設定 ②自己を振り返る、知る、感情を知る。

💛性について知る・・・③男女の身体 ④生命の誕生

💛異性とのマナーを知る・・・⑤すてきな男性・女性になる。⑥相手の気持ちを考える。⑦自分や他人の性の考え方について知る。⑧なぜ性の問題行動をおこしたのか考える。⑨性の問題行動を止める方法を考える。⑩新しい自分になる。

 

まとめ・・・●問題行動の背景は共通している。 

                        ●3方向(社会面、認知面、身体面)からの子どもの理解と支援

      ●変えられるのは教育       

                         コグトレ研究会ホームページ   もご覧ください。

 

A分科会青年期障がい者の性における対人関係プログラム」・・一緒に学ぼうという姿勢、具体的でわかりやすい表現、視覚的な教材、

                              大切なことは繰り返し伝えることの大切さを確認しました。

B分科会おとなに近づく心とからだ(月経と射精)~小学校養護教諭の実践報告~・・・心とからだの変化を肯定的に、わかりやす        

                く伝えるヒントがあったと思う。様々な職種の参加があり、学ぼうとする意欲にあふれていました。